ブロック塀が倒れたら・・・?

古いブロック塀が倒れ、それを押して遊んでいた5才の子が下敷きになり死亡。

土地ごと中古で買った所有者に損害賠償しろとの判決です。

隣地と共同管理の塀、買った際はいつ誰が築造したか不明だったかもしれず、経年劣化に気づきませんでした。

(判例):本件ブロック塀は表道路から容易に立入りできる場所にあり事故当時倒壊する危険性があったのであり・・・、

平素からこれの安全性を碓かめて危険発生を回避すべき管理責任があり

同被告らは容易に危険な状態にあることを知りえたのにかかわらず

これに気付かず放置してその結果本件事故が発生した。(京都地裁昭和57年3月4日)

宮城県沖地震。ブロック塀倒壊で8歳の子が下敷きになり死亡。

近隣何戸中何戸のブロック塀が倒壊か等で瑕疵を争いました。ブロック塀法規制前の塀です。

震度5に耐える安全性かを基準にしますが、立証が尽くされず「瑕疵があったとは肯認することができない」と責任は否定。

築造当時において通常予測すべき震度5の地震に耐え得ない強度のものであったと速断することはできないし・・・、

安全性を欠いていたかは・・・証拠はないから・・・設置の瑕疵については立証がない。

倒壊に至るまでで震度4の地震を3度経験したが特別異常はなかったから・・・

保存の瑕疵があったと認めることはできない。(仙台地裁昭和56年5月8日)

看板が風で飛び歩行者直撃・・・、窓や看板も「工作物」。

築古物件を買う、借りる(占有)なら注意が必要です。

(判例):1階屋上設置の温室のガラスが割れ、破片がお隣の自動車に。車の修理費は自動車保険から152万円。

保険会社が代位して温室所有者に賠償を求めます。

周囲建物のガラスは割れていないし、強風が超大型台風並みとしても想定外とか不可抗力と言えず瑕疵だ。

152万円賠償しろ。(東京地裁平成25年5月24日)

 

   

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