REITにも緊張感、特殊ルール「みなし賛成制度」!

日本のREITは米国と違い、特別法による不動産を入れる単なるハコ。

会社法とは関係ないハコです。

ハコには特殊ルール「みなし賛成制度」があります。

「投資法人は一投資主が投資主総会に出席せず、かつ、議決権を行使しないときは、

賛成するものとみなす旨を定めることができる。(投信法第93条)」

普通の総会決議は過半数出席(委任状でも)が必要。

REIT投資家は総会になど興味ないので、過半数が心配。

そこで「みなし賛成」、棄権を賛成とみなします。

個人投資家が多い大江戸温泉リゾートは「みなし賛成をなくすと一部決議できない議案の恐れ」だとか。

さて、「スターアジア不動産投資法人」は「さくら総合リート投資法人」に対し、REIT初の敵対的TOB。

スターアジアが招集したさくらリートの総会。

さくら側はみなし賛成制度を使わせたくない。

相反する複数提案アリなら「みなし賛成制度ダメ」との例外規定があります。

白馬の騎士投資法人みらいと合併を目指すとさくら側は修正動議。

これで「相反する複数提案アリ」、「みなし賛成回避」に成功。

もっとも最終的には買収側のスターアジアが総会で勝利しました。

買収再編が活発化。REITですら「運用に対しての緊張感が一層高まった(マリモ地方創生リート)」。

(日経2019.10.14プロパティマネジメント2019.10)

   

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