ユニゾへのTOB、白馬の騎士は単なる金づる?

貸ビル会社破綻では民事再生等による再生はかなり困難。

物件のバラ売りが価値最大になるのが普通で、それが債権利益最大です。

だから再生ではなく会社解体。再生なら経営者は残れても解体ならクビ。

破綻ではありませんが、上場ビル会社ユニゾをHISが3,100円で敵対的TOB、

ユニゾは悲鳴、「誰か助けて・・・!」と白馬の騎士を(友好的買収してくれる会社)募集しました。

16社もの投資会社から1社にお願いし、ユニゾ側賛同での1株4,000円でTOB。HISは敗れました。

ユニゾのような大きな会社でも、価値最大化は会社解体&物件バラ売りです。

買収側が心の中でそれを目指すのは当然です。

ユニゾ、「あいつら(白馬の騎士)は『実質解体を視野に入れているぞ』。

バカにすんなよ、白馬の騎士は単なる金づるでいろ。経営は俺たちが続ける。」

と、 後出しで新条件を追加します。

『経営計画変更や取締役指名は全て従業員持ち株会の事前同意が必要』。

白馬の騎士側も「フザケンナ」、友好関係は崩壊・・・。

当初の残15社はユニゾ株を勝手に買わないと約束していて手出しできません。

その間隙をついて米国投資会社が1株5,000円でTOB、全株取得へ。

ユニゾ側は『従業員保護が不十分』と拒否。

不十分なのは従業員保護か経営陣保護か?(日経2019.10.6,16)

上場ビル会社には物件価値が株価に反映されていない会社多数。

株価への緊張感のない経営だからこそ狙われました。

ガラス張りのREITになればいいのに・・・。 

   

 - ,

  おすすめの記事

Copyright© 株式会社エーテルOlethⓇU , 2016 All Rights Reserved.

PAGE TOP